診療内容
妊婦健診
妊娠の診断、初期から32週頃までの健診を行っています。近隣の分娩施設で予定している方でも、連携が可能なところであれば健診を行います。里帰り分娩を予定している方は、妊娠中は夜間休日に救急で受診が必要になることがよくありますので、総合病院や周産期センターに一度かかりカルテを作成してもらいます。妊娠中期の超音波による胎児スクリーニングも行えます。持病をお持ちの方や多胎妊娠などの妊娠リスクがある方は紹介状をお渡ししますので、周産期センターへの通院をおすすめします。
セミオープン連携施設一覧
- 東大病院 産婦人科 https://www.obstetrics-htu.jp/
- 愛育病院 産婦人科
- 聖路加国際病院 女性総合診療部
- 日本赤十字社医療センター 産婦人科
- 順天堂医院 産科
- 昭和大学江東豊洲病院 産婦人科
その他の病院でも、分娩する病院の許可があればセミオープンの健診が可能です。
不育症検査
2回連続した流産・死産を経験されると不育症と診断し、原因の検索がすすめられます。血液の検査などを行います。
がん検診(子宮・卵巣)
20才以上の方は子宮がん検診を受けてください。当院では中央区のがん検診を行うことができます。子宮頸がん検診は症状がない方でも定期的に受けることを勧められます。不正出血などの症状がある場合は子宮体がんの検査もおすすめします。症状がある場合には保険適応となります。また、下腹部が膨らんだ感じや痛みがある場合には超音波検査で卵巣がんのチェックを受けることがすすめられます。
月経異常
月経がこない、生理痛が重い、不正出血がある、など何か異常がありましたら、保険適応の血液検査や内診、超音波検査などで診察を行います。
不妊症
排卵の有無、ホルモンレベルのチェック、卵管通気検査などができます。軽度の不妊症でしたら、排卵誘発剤の処方やタイミング療法の指導を行います。
かゆみ、帯下異常
感染症や子宮がんの検査、外陰部皮膚のトラブルに対応します。
更年期症状
症状についてうかがい、他の病気の可能性を鑑別しながら、漢方治療やホルモン療法の相談を行います。
子宮筋腫、卵巣のう腫
超音波検査で大きさや場所のチェックをし、採血も適宜組み込み、定期検診を行います。必要に応じて他医療機関と連携しMRI検査などを行います。
※乳房の診察について:
産後の乳腺炎以外は診察、対応ができません。あらかじめご了承ください。
外科専門医の診察を受けることをおすすめします。